2008年04月04日
直江兼続 御館の乱
1578年(天正6年)上杉謙信が織田信長を征伐する準備をしている最中にこの世を去る。
謙信亡き後上杉家には大問題が残されていた。
それは後継者問題である。
謙信はみなさんもご存知のように毘沙門天に信仰し、一生を不犯を通した。
そのため謙信には実子がいなく、姉の子の上杉景勝と北条家からの人質としてやってきた上杉景虎を養子としていた。
謙信はその二人のうち、景虎を可愛がっていたため、景虎は二の丸に、景勝は三の丸に住むようになっていた。
当然ながらこの経緯を考えると、上杉家次期当主は上杉景虎となるはずだった・・・しかし、そこに異を唱える者がいた。
樋口兼続である。

兼続はかねてより景勝の三の丸住まいに不満を感じていた。
景勝は謙信の血のつながる甥であるのにたいして、景虎は北条氏康の息である。
ひょっとしたら北条家に乗っ取られる可能性もあるのだ。
兼続はそんな事を考えていたため、謙信が卒中で倒れると、すぐさま景勝を本丸に移し、謙信の枕元に侍らせた。
そして本丸の門を堅く閉ざし、景虎の手の者を誰一人本丸に入れることをしなかったのだ。
これにより御館の乱が起こることになるのだが、確かに継承権は景勝のほうが濃いのは間違いないだろう。
北条氏康の七男の景虎をさすがに上杉家当主にはできない。
上杉の血は上杉で守る!その辺の筋論が兼続らしくていいところだ。
ともかく兼続の計により上杉家の継承争いが起こった。
本丸を占領している景勝側が有利なのは当たり前で、景虎は二の丸を砲撃され城外に脱出し、御館城に立て籠もった。
そして予想通り北条家と上杉憲政に援軍を以来、そして武田勝頼にまで援軍を求めた。
これにより景勝側が不利な状態になるが、兼続は策をねり、武田勝頼の妹を景勝に娶わせて武田・上杉をまとめ武田家を味方に付けてしまう。
この一大危機を乗り越えた景勝側は、坂戸城を奪うと見せかけ御館城の兵を二分させることに成功する。
兼続は兵が減った御館城を潰滅させ、景虎を自刃に追い込むことにより継承問題は上杉景勝に落ち着くこととなる。
このことで兼続は執政としての地位を不動のものとした。
この後、上杉家の名門直江大和守信綱は山崎秀仙と対談中に毛利秀広が山崎に斬りかかり、これを仲裁しようとした直江信綱も斬殺されてしまう。
嗣子のいない直江家が断絶するのを景勝は心配し、兼続が直江家に入り、お船の方と縁組して直江兼続となるのだ。
その後は上杉家の執政として、国政、外交、公事沙汰などを一人でこなし名宰相ぶりを発揮していくことになる。
上杉の血は上杉で守る!
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謙信亡き後上杉家には大問題が残されていた。
それは後継者問題である。
謙信はみなさんもご存知のように毘沙門天に信仰し、一生を不犯を通した。
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当然ながらこの経緯を考えると、上杉家次期当主は上杉景虎となるはずだった・・・しかし、そこに異を唱える者がいた。
樋口兼続である。

兼続はかねてより景勝の三の丸住まいに不満を感じていた。
景勝は謙信の血のつながる甥であるのにたいして、景虎は北条氏康の息である。
ひょっとしたら北条家に乗っ取られる可能性もあるのだ。
兼続はそんな事を考えていたため、謙信が卒中で倒れると、すぐさま景勝を本丸に移し、謙信の枕元に侍らせた。
そして本丸の門を堅く閉ざし、景虎の手の者を誰一人本丸に入れることをしなかったのだ。
これにより御館の乱が起こることになるのだが、確かに継承権は景勝のほうが濃いのは間違いないだろう。
北条氏康の七男の景虎をさすがに上杉家当主にはできない。
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