2008年04月11日

島左近の存在を初確認

歴史的な名軍師であり、その存在が疑問視されてきた島左近

その左近の名前が実際の歴的資料から発見された。
石田三成が領内の代官にあてた判物で、重臣島左近の名前が記された文書が滋賀県高月町の旧家で見つかったという。
長浜城歴史博物館は「三成の文書で『島左近』の名が初めて確認された貴重な史料」と注目している。

文書は、北近江を治めていた三成が、伊香郡の代官だった今井清右衛門尉にあてた「石田三成判物」。
年貢収納に関し「年貢率については島左近ほか家臣2人に命じたので、指示通り納めるよう」と通達した。末尾に三成の花押がある。

博物館は、近年の研究から三成は1591年に佐和山城主となり、95年以降に北近江を所領。文書は、京都や大坂で豊臣秀吉に仕えた三成が同城に隠居する99年までに出されたとみている。

島左近は大和国出身で筒井氏に仕えた後、近江領主となった三成に召し抱えられたとされる。
俗謡に「治部少(三成)に過ぎたるものが二つあり 嶋の左近と佐和山の城」ともうたわれた名軍師。

奈良興福寺の「多聞院日記」などに名が登場するが、関ケ原合戦の前哨戦での勇猛ぶりなどは後世の軍記物や逸話集でしか確認されていなかった。

三成が佐和山城主時代に家臣や寺社にあてた文書が確認されたのは10例目。文書は5月23日から、博物館で公開されるようだ。

島左近についてはここを参照

島左近 颯爽と生きる

島左近 関ヶ原に散る

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